仮想通貨を買ったら確定申告が必要?【初心者向けにやさしく解説】

最近、ビットコインやイーサリアムが話題になって、「ちょっと買ってみた」という方も増えてきましたよね。
でも、気になるのが 「仮想通貨を買ったら確定申告が必要なの?」 ということ。

この記事では、初めての人にもわかりやすく、仮想通貨の確定申告についてポイントをまとめて解説します!

仮想通貨は課税対象になるの?

まず結論から言うと、

仮想通貨は「課税対象」です!

特に以下のようなケースでは、利益が「所得」として扱われて課税対象になります。

他の仮想通貨と交換した(例:BTC → ETH)

仮想通貨を売って利益が出た

仮想通貨で買い物をした(支払に使った)

【会社員・公務員】確定申告が必要なのはこんなとき

給与所得者(いわゆる会社員や公務員)の場合は、以下の条件を超えると確定申告が必要です。

年間20万円以上の利益があるとき

仮想通貨で得た利益が年間で20万円を超えると、確定申告が必要になります。

仮想通貨の利益は「雑所得」に分類される

仮想通貨で得た利益は、「雑所得」として扱われます。

✅ 雑所得とは?

雑所得とは、以下のようなものが含まれる所得のこと。

  • 仮想通貨の利益
  • 副業収入(ライター、動画配信など)
  • FXなどの一部利益

仮想通貨の税率は?

雑所得は「総合課税」なので、他の所得(給与など)と合算して税率が決まります。
所得が増えるほど税率も上がる「累進課税」です。

  • 所得税:5%〜45%
  • 住民税:一律10%

最大で55%課税されるケースもあります…!

利益の計算方法は?

仮想通貨の利益は、以下のように計算します。

売却益の計算式

コピーする編集する売却金額 -(購入金額 + 手数料)= 利益

例)
10万円で買った仮想通貨を15万円で売った場合:

→ 利益は 5万円 になります。

※複数の取引がある場合は「移動平均法」や「個別法」での計算が必要です。

確定申告の方法は3つ

  1. 税務署に直接提出(紙)
  2. e-Tax(ネットで提出)
  3. 税理士に依頼する(手間なし・費用あり)

最近は仮想通貨に特化した損益計算ツールも充実しています!

【便利ツール】損益計算におすすめのサービス

仮想通貨の損益計算は自力だと超大変…。
そんなときは、専用ツールを使うのがおすすめ!

ツール名特徴公式サイト
CoinTracking海外取引所にも対応https://cointracking.info
Cryptact日本語対応&初心者向けhttps://cryptact.com
Gtax税理士監修で信頼性◎https://crypto-city.net/gtax

【まとめ】仮想通貨で利益が出たら税金に注意!

最後にもう一度おさらい!

  • 仮想通貨は「課税対象」になる
  • 年間20万円を超える利益は申告が必要
  • 利益は「雑所得」扱いで、最大55%課税の可能性も
  • 損益計算ツールや税理士の活用も検討しよう

▶ あわせて読みたい

【注意】仮想通貨の利益が20万円以下でも確定申告が必要なケースとは?