2025年5月、仮想通貨市場に明るいニュースが飛び込んできました。
イーサリアム（ETH）が過去24時間で約20％も急騰し、相場に大きな転換点が訪れた可能性があります。
📈 ETH価格が一気に上昇！背景に「ペクトラ」アップグレード
今回の上昇のきっかけとなったのは、5月7日に実装された「ペクトラ（Pectra）」アップグレードです。
ペクトラは以下のような新機能を含んでいます：
- ✅ 新たなウォレット機能
- ✅ ステーキング上限の引き上げ
- ✅ スケーラビリティの向上
このアップグレードは、イーサリアムの実用性と将来性を大きく後押しするものとして注目されており、多くのトレーダーが一斉にロングポジションをとったことが価格上昇に繋がりました。
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🧠 トレーダーたちの反応
仮想通貨トレーダーのダーン・クリプト・トレード氏はこの動きについて、「まさに驚異のローソク足」とコメント。
また、アレックス・クルーガー氏は「新規ロングの流入が主因」と分析しています。
その証拠に、ETHの建玉は21％増加。さらに、ショートポジションが約3億2800万ドル分も清算されました。
📉 下落のリスクも？ロング勢は要注意
一方で、ETHが2,000ドルを下回った場合には、20億ドル超のロングが清算リスクに直面するとの分析も。
急激な変動には常に注意が必要です。
🌍 上昇の要因は「ペクトラ」だけじゃない？
オンチェーンオプションプロトコルDeriveの創業者、ニック・フォースター氏によると、イーサ上昇には他にも以下の要因が影響しているとのこと：
- 🇺🇸 トランプ大統領による米英の関税緩和政策
- 🏛 コインベースによるデリバティブ取引所「デリビット」の買収（約29億ドル）
これらマクロ経済と業界の好材料が重なった結果、仮想通貨市場全体のセンチメントも大幅に改善しました。
第2四半期の歴史的リターンにも注目
過去のデータによると、イーサリアムの第2四半期の平均リターンは62.2％。
このまま勢いが続けば、6月末までにETH価格が2,950ドルに到達する可能性もあります。
⚠ ETFには波及せず？資金流出が続く
意外な点として、現物ETHのETF（上場投資信託）にはこの勢いが波及していません。
5月8日時点で3日連続の資金流出（1,610万ドル）を記録しており、投資家の慎重姿勢が見て取れます。
まとめ：イーサリアム、ついに本格上昇フェーズ突入か？
2025年の年初から苦戦していたイーサリアムですが、今回の「ペクトラ」アップグレードを契機に明るい兆しが見えてきました。
とはいえ、仮想通貨市場は常にリスクと隣り合わせ。
上昇局面こそ冷静に、今後のニュースや指標に注目していきましょう！
