2023年、あの“青汁王子”こと三崎優太さんが、仮想通貨のレバレッジ取引で約10億円の損失を出した動画をYouTubeに投稿し、大きな話題となりました。
「ご飯が喉を通らない」「何でやったんだろう…」
精神的にもボロボロになっていた彼の姿は、多くの人に衝撃を与えました。
彼は「レバレッジをかけた仮想通貨取引」で、たった1回の判断ミスがきっかけとなり、数億円規模の損失を抱えることになったのです。
そしてこれは、私たち誰にでも起こり得る話でもあります。
なぜレバレッジ取引は危険なのか？
仮想通貨は、もともとボラティリティ（価格の変動）が非常に激しい市場です。
1日で10％以上の価格変動が起きるのは珍しくありません。
そんな価格の乱高下に、レバレッジ（資金の何倍もの取引）をかけるとどうなるか？
- 小さな上昇 → 大きな利益になることもありますが…
- ちょっとの下落 → 一瞬で資産が吹き飛ぶ
例えば、10倍レバレッジで100万円の取引をしていた場合、10％の価格下落で資産はゼロ。
むしろマイナスになるケースすらあります。
「10万円で100万円分買える」というのは、聞こえは良いですが、裏を返せば“10万円しかないのに、100万円のリスクを背負っている”ということなのです。
短期の値動きは読めない。だからこそ…
「ここが底だと思った」
「反発すると思った」
「上がってるから、まだ伸びる気がした」
レバレッジ取引に手を出す人の多くが、そんな風に未来を予想しようとして失敗します。
でも、どんなプロでも、短期の仮想通貨価格を正確に当てることはできません。
青汁王子のような資産家ですら失敗するのに、私たちが冷静に勝ち続けられる保証なんて、どこにもないのです。
じゃあどうする？──現物をガチホ一択です
仮想通貨で未来に希望を持ちたいなら、選ぶべきは「現物ガチホ（現物で買って、長期保有）」の戦略です。
- ボラが激しい仮想通貨でも、10年スパンで見れば右肩上がりの成長
- レバレッジのような強制ロスカットのリスクがない
- 途中の上げ下げで慌てる必要がない
短期の上げ下げで一喜一憂するよりも、価値の本質を信じて握り続ける方が、精神的にも経済的にも安定します。
SNSでも話題に…みんなの反応は？
青汁王子の仮想通貨大損について、ネットやSNSではさまざまな声が出てました。
例えば――
- 「規模が大きすぎて想像できない！」と驚愕する人
- 「自分も仮想通貨で大損したから分かる…」と共感の声
- 「投資はリスクがある。これはいい反面教師」と冷静な分析も
こういうリアルな声を見ると、投資って本当に自己責任なんだなって痛感しますよね。
まとめ：レバレッジの誘惑には乗らない
- レバレッジは「ハイリスク・ハイリターン」ではなく「ハイリスク・ハイ損失」
- 仮想通貨市場のボラの激しさと相性最悪
- 資産を守るなら、現物ガチホで長期戦
投資の世界には「退場しないことが最強の戦略」という言葉があります。
青汁王子の大損は、他人事ではありません。
あなたも、レバレッジの魔力に引き込まれないように、どうかご注意を。
